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高齢者が起こした交通事故の事例

悩み

年々増加している高齢者が原因となる交通死亡事故。

交通死亡事故の数は減っているのに、高齢者が原因の事故は増えていってるようです。

最近は認知症のお年寄りが運転する車が暴走し、無関係の人にケガをさせたり死亡するといった事故の話をよく耳にするようになりました。

いくつか紹介しますが、氏名等は伏せさせて頂きます。

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2018年7月・鎌倉市

こちらは事故ではありませんがとても関連の深い事件なので紹介します。

2018年7月、神奈川県鎌倉市で69歳の男性が逮捕されました。
車検切れの車を運転していた「道路運送車両法違反」容疑でした。

この男性は一人暮らしで、認知症による症状が進んでおり、親族や福祉関係者が車の運転をやめるように説得していましたが言うことを聞かなかったそうです。

7月上旬、男性が車検を受けようと自動車販売店を訪れたところ販売店側が認知症を疑い鎌倉市に相談。
市から連絡を受けた同署が説得したものの男性は受け入れず、男性が自宅から車を運転したところで現行犯逮捕。翌日釈放され、病院で認知症と診断されたそうです。

押収された車は弟さんに後日返還されたそうですが、ここからどうなるのかが重要でしょう。
弟さんは埼玉県内に住んでいるらしく、逮捕された男性とは距離がそこそこ離れていますがもしこの男性が驚異の行動力を発揮して弟さんの家までたどりついて車を取っていったら…などと想像するのは考え過ぎでしょうか…。

2018年1月・群馬県前橋市

新年明けて間もない1月9日の朝、女子高生2人が老人男性が運転する車にはねられて2人とも重体、その後一人が死亡しました。

事故を起こした男は当時85歳。事故を起こす前年の認知機能検査では「認知機能低下の恐れ」という判定は出たものの認知症であるという結果にはなりませんでした。
その後この男はたびたび物損事故を起こしていたらしく、家族から注意されても聞かなかったようです。

家族から鍵を隠すとまで言われても運転をした理由としては5キロ離れた福祉センターに通い、女性に会うためだったとされています。

男は自動車運転処罰法違反(過失致傷)容疑で逮捕。本人は「気がついたら事故を起こしていた」などと供述しており、その後、鑑定留置が決定したようです。

この事故の恐ろしい点は、免許更新時点では認知機能などに問題ないと思っていても、その半年以内でここまで悲惨な事故を起こしてしまう可能性があるという事です。
危険性に気付いていながらも防ぎきれなかった家族としては後悔の念に耐えないでしょう…。

阿蘇・孫二人を事故で死亡させる

他人事ではないのがこちらの事故。

2013年8月12日、熊本県阿蘇市で帰省中の孫二人を乗せた66歳の男性が運転する普通乗用車が横転、乗せていた孫二人が死亡するというとても痛ましい事故です。

あなたが死亡した子供たちの親として考えてみた場合を想像できるでしょうか?

私には到底想像もつきませんが、地獄の苦しみであることは間違いないでしょう。

自分の子を二人失い、その原因となったのはあなたの実の父親。

事故を起こしたのが他人なら全力で叩く事もできるのでしょうけどそれが父親だった場合、気持ちのやり場はどこに持って行けばよいのでしょう。

そしてあなたの妻はどう思うでしょうか。あなたにとっては父親でも妻からすれば結局は血の繋がっていない他人。憎悪の対象になりえるでしょう。

最悪の場合、離婚もありえます。

また、事故を起こした本人も一生悔やみ続ける事になるでしょう。

横浜・軽トラで突っ込み小学生ら8人死傷

2016年10月28日、神奈川県横浜市で87歳の高齢者が運転していた軽トラックが小学生の列に突っ込み、男児1人が死亡した事故。

加害者の供述が支離滅裂な事から、認知症の疑いが持たれています。

加害者にはゴミ収集癖があり、家族には「ゴミを捨てる」と言い、そのまま24時間運転し続けていて、事故直後も「なぜ現場を走っていたかわからない」と供述しています。

死亡したのは小学校一年生の男の子でした。この子の親は今どんな気持ちなのでしょうか…。

しかし「加害者の家族は認知症の兆候が出ていたのになぜ運転を止めなかったのか」という思いはあるのではないでしょうか。

加害者本人に怒りをぶつけても本人が何をやったのかよく分かっていないでしょうからね…。

最後に

それまで幸せだった一家がたった一度の過ちでバラバラになる。それが交通事故です。

あなたの家族がそういった不幸に巻き込まれないためには何をすべきか。そろそろ考える時期かもしれませんね。

関連記事:もし、高齢の親が交通事故を起こしたら家族はどうなる?

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