免許を返納する事になったら車に乗らなくなるので自動車保険も必要なくなります。
なので無駄な保険料を払わないためにも出来るだけ早く解約しておきたいところですがもう少し踏み込んで考えてみましょう。
まず、解約の前に保険の引き継ぎができるかどうかを検討してみましょう。
自動車保険は無事故である期間が長いほど割引率が高くなります(等級といいます)。
等級は6等級から開始され、1年間無事故で1等級アップします。最大で20等級になります。
20等級になれば割引率は63%と半額以上。
もし、同居している家族で新しく免許を取る学生さんや新社会人がいるなら自動車保険の引き継ぎを行う事を強くおすすめします。
若者(特に20歳以下)は事故率が高く、○○歳以上で割引といった条件も付けられないため必然的に保険料も高くなるので等級による割引は必要不可欠と言えます。
私事ですが、私が車に初めて乗る時、父の保険を引き継がせてもらって20等級からスタートしました。おかげでかなり経済的に助かったのを覚えています。父は新規契約になり申し訳ないことをしましたが…。ま、父は父で年齢割引とかありますからね笑
子供が車に乗るのはまだ先だと思っていても自動車保険には「中断証明書の発行」という手段も使えます。等級を維持したまま引き継ぎ出来るタイミングになったらその保険を再開できる便利なシステムです。積極的に利用していきましょう。
引き継ぎ可能な段階になって、少しでも保険料を安くしようと思ったら「無料一括自動車保険見積もり」を利用して保険会社を比較してみることをおすすめします。そのタイミングで家族の自動車保険をまとめて検討し直す事でグッと保険料を抑えられる可能性がありますので。
車が運転できなくなったら、交通手段はタクシーや公共交通機関に頼らざるを得なくなり、出費もバカにならなくなります。その時のために少しでも無駄な出費は抑えたいですね。