高齢者マーク(いわゆるもみじマーク)は高齢者が運転する車に貼るステッカーです。
高齢者マークを付けた車を見かけた場合はなるべく道を譲ってあげたり、親切にすべきですが中にはかなりのご老人が運転しているように見えるのに高齢者マークを付けていない場合があります。
高齢者マークは70歳以上のドライバーについて「表示するように努める」と道路交通法71条で明記されています。義務ではありません。
つまり、「なるべく付けるようにしましょう」と言っているだけで付けなかったからといって別に罰則規定などは無いのです。
罰金や点数にも影響がない事から、70歳以上でも高齢者マークを表示させないドライバーがいるのは当然と言えるでしょう。
理由としては「恥ずかしい」「まだ自分は大丈夫」といった「自分を年寄りと認めたくない」心理が働いていると思われます。
ですが加齢による身体機能の衰えは自分が思っているよりも進んでいます。
高齢者マークを付ける事により周囲は注意深くなることから事故抑止に繋がります。私はビビリなので高齢者マークを見かけた場合はかなり車間距離をとるようにしています(笑)。
仮にのろのろヨロヨロ運転した車が前にいたとして、高齢者マーク有りと無しではこちらの気持ちにもかなりの差が生まれます。
「ま、しょうがないよね」と思われるのと
「何やってんだ!さっさと行け!」と言わんばかりに煽られるのでは雲泥の差ですよね。
70歳を過ぎたら絶対に高齢者マークを貼るべき、とまでは言いませんが(でも努力すべきです…)少しでも周囲が不安を感じるようでしたら貼っておいて損はないでしょう。
ムダなリスクを背負わないためにも。